2020年3月24日火曜日

校長講話3月24日(修了式)


 新型コロナウイルスの感染拡大の防止のため、臨時休業してきました。これまで児童の皆さんには、できるだけ自宅で過ごすなど、長い期間、協力してもらいました。ありがとうございます。

 甲府市の中学1年の生徒が600枚のマスクを自分で作って、山梨県に寄付したそうです。幼い頃からためてきたお年玉を使って布を買ったのだそうです。山梨県からお年寄りの人たちなどに届けられ、喜ばれているようです。新型コロナウイルスの感染を不安に思う毎日の中、心が温かくなるニュースを聞いて嬉しくなりました。

 さて、今日は各教室で修了式となりました。

 去年の4月に始まったそれぞれの学年が終わります。物事が終わることを「しゅうりょう」と言います。「しゅうりょう」の「しゅう」の字は、「終わる」と書きます。でも、今日、皆さんに渡す修了証の「しゅうりょう」の「しゅう」は 「修める」と書きます。これは、同じく終わることを言うのですが、決められた内容を学び終えることを言います。それぞれの学年の決められた内容を学び終えたと言うことになります。担任の先生からこのあと、修了証を渡していただきます。

 さあ、1年間を振り返ってみてどうでしょうか?。

 学校目標は

自立

貢献

共生

です。

 1年前の自分と比べてしっかり学びを積み重ねられたでしょうか?。たくさん積み重ねたことがあるはずです。そして、それが習慣になっているでしょうか。

 今日、担任の先生から受ける通知表は先生方が一生懸命書いてくださいました。それをもとにしながらこの1年間をしっかり振り返ってみてください。そして、忘れてはならないのは、先生方やおうちの方、友達、お世話になった方々への感謝の気持ちです。言葉や行動にぜひ、表してください。

 4月からは6年生は中学生に、他の皆さんは1つ進級します。赤塚第二中学校など、板橋区立中学校に進学する皆さんは、学びのエリアの7年生、8年生、9年生と続いていきます。新たな目標をこの春休みにじっくり考えてみましょう。