9月5日(木)、ご高齢の方お二人とおとしより相談センターの職員の方、民生委員の方、認知症サポーターの方、保護者ボランティア等、約40名をお招きして、4年生は総合的な学習の時間「あたたかくなります」の学習を行いました。内容は、認知症サポーター養成講座と高齢者疑似体験、車椅子体験そして高齢者の方のお話です。認知症サポーター講座では、加齢による身体の変化や認知症について詳しく教えていただきました。高齢者疑似体験では、サポーターやおもり、耳あて、めがねを装着して体の動きやはたらきを制限することにより、高齢者はどれくらい体が動きにくくなるのか、聞こえづらかったり見えにくかったりするのかを体験しました。車椅子体験では、車椅子の乗り方や補助の仕方を学び、実際に乗ったり押したりしました。ご高齢の方のお話では、若いころの様子や今の楽しみ、困っていることを話していただきました。
学習を通して高齢者のさみしさを知り、「これからは自分からあいさつしたい」や、高齢者の方が困っていたらサポートしたいと、自分たちにもできることを考えて話し合い、学習を深めました。この単元は始まったばかりです。成増の一員として、心があたたかく感じる成増、「あたたかくなります」になるためにはどうしたらよいか考え、実践していく予定です。
また今回はたくさんの方にお世話になりました。子供たちの学びがたくさんの方の願いや協力によって支えられていることに感謝の気持ちをもつこともできました。